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特に、事故などで渋滞が起こると、何時間もトイレに行けない可能性もありますので、出発前に必ず済ませておきましょう!
PA(パーキングエリア)とは?
約15kmごとに設置されており、基本的には駐車場、トイレ、自販機など必要最低限の休憩所。
SA(サービスエリア)とは?
約50kmごとに設置されており、レストラン、売店、ガソリンスタンドなど充実した設備のある休憩所。
【点検】
高速道路では、運転手のちょっとした不注意やミス、車の故障などが思いがけない大事故につながることがあります。
運転手の明らかな不注意により、高速道路上に車を停めてしまうと、違反となる可能性もありますので注意が必要です。
<燃料>
高速道路では、一般道路と違ってガソリンスタンドの数も限られます。途中で燃料切れになってしまったり、燃料補給のために高速を降りる事態とならないよう、十分な量があるか確認しておきましょう。
<エンジンルーム>
・特に運転中のブレーキの故障は、即、命に関わりますのでブレーキ装置は最も大切です。ブレーキ液の量が規定の範囲内にあるかしっかり確認しましょう。
・高速走行をすると、一般道路以上にエンジンは熱を持ちます。しっかり冷却できるように、エンジンオイルの量と汚れ具合、冷却水の量を確認しましょう。
<タイヤ>
もしタイヤが悪いと、運転席でブレーキを踏んでも車がしっかり止まってくれません。実はタイヤもブレーキの1つとなります。しっかり点検しておきましょう!
・空気圧が低いと高速走行時にバースト(破損)する原因となります。しっかり空気が入っているか確認します。
・溝の残りが十分かもチェックします。溝が少ないと、特に雨で路面が濡れた際にスリップする原因となります。
<停止表示器材>
故障などでやむを得ず高速道路上に停止する場合、必ず停止表示器材(三角の停止表示板か、紫色の停止表示灯)を置かなければなりません。
停止表示器材が無いと、危険なだけではなく、違反となりますので必ず備え付けておきましょう。
<ライトスイッチ>
高速道路にトンネルがあれば、当然、昼間でもライトの点灯が必要になります。教習中も、高速走行中のライトの点灯にあわててしまう方が見えますので、ライトの使い方もしっかり確認しておきましょう。
<ETCカードの確認>
ETCを利用する場合は、カードがちゃんと車載器に挿入されているか、使える状態になっているか確認しておきましょう。
料金所の通行(動画あり)
料金所手前の電光掲示板に、事故や渋滞の情報が出ている場合がありますのでしっかり確認しておきましょう。
また、赤信号でゲートが通れなくなっている場合もありますので、必ず青信号のゲートを選びます。
【通行券の場合】
自動発行機の場合、しっかり右に車を寄せないと、通行券に手が届かなくなる場合がありますので、車幅感覚をしっかり身に付けておきましょう。
【ETCレーンの場合】
ゲートの手前で速度計をチラチラ確認しながら、あらかじめ20km/h以下まで速度を落としておきましょう。急に止まってしまったりすると、後続車に追突される恐れがありますので注意しましょう。
高速道路の合流の手順とコツ(動画あり)
高速道路で1番の難関と言えます!
と言っても、基本的には一般道路の車線変更とコツは同じです。合流は速度の速い車線変更だと思って下さい。
当然、一般道路で車線変更が苦手な方は合流も苦手となりますので、まずは一般道路で車線変更が上手くできるようにしっかり練習しておきましょう。
1、あらかじめ右合図を出し、加速車線でしっかり加速
ここでしっかり加速できるかどうかが合流のポイントです!
本線車道を走行中の車の速度は基本的に80~100km/h程度です。そこへ30km/hや40km/hの速度で合流しようと思っても、なかなかみんなの流れに入れてもらえません。できるだけ本線車道を走っている車と同じくらいの速度まで、しっかり加速しておきましょう。
2、サイドミラーを2、3回チラチラ見て、後続車の大きさを確認
ミラーに写る後続車の大きさで、譲ってくれたかどうか判断します。後続車が近くにいて、さらにどんどん大きくなってきた場合は、譲ってくれていないので、その車の後ろに合流するつもりで、タイミングをはかりましょう。
<注意!>
ここで、いきなり後ろを振り返って目視で確認する方がみえますが、前を見ていないので車がふらつく原因となりとても危険です。まずはサイドミラーをチラチラ見て確認しましょう!
3、合流できそうだと思ったら、最後に目視でミラーの死角を最終確認
ミラーの死角にバイクなどが隠れていないか最終確認します。
4、できるだけハンドルを切らずに滑らかに合流
速度が速ければ速いほど、ハンドルを少し切っただけで、車の向きは大きく変わります。合流の際、あわててハンドルを切り過ぎて、隣の隣の車線まで行ってしまいそうになる方もいます。できるだけハンドルを切らずに滑らかに合流しましょう。
高速道路の走行のコツ
高速道路を上手く走るためにまず注意することは、目線・走行位置・速度の3つです。教習中、もし高速走行が怖くて余裕がない方は、まずこの3つだけは注意しましょう!
【目線】
目線が近いと、走行位置のズレに気付くのが遅れてふらつく原因となります。目線は遠く行き先へ向け、走行位置のズレに気付いたら、こまめにハンドルを修正しましょう。
【走行位置】
教習では、基本的には1番左の車線を走行すると思いますので、車線の中央ではなく、左の線寄りを走るように意識しましょう。右から追い越していく車と安全な間隔が取れて、恐怖心も少なくなります。
その際、走行位置を正確に把握するためには車幅感覚が大切です。あらかじめ一般道路で車幅感覚をしっかり身に付けておくことが大切です。
【速度】
最初のうちは、常に一定の速度で走ることはとても難しいです。特に、道の勾配にも注意しておかないと、気付いた時には速度がだいぶ遅くなってしまっていたり、逆に制限速度を超えてしまっていたりします。速度計をこまめに確認しましょう。
→参考「速度を一定に保つコツ」
高速道路その他の注意点
【車間距離】
もし、前車の速度が遅い場合は、当然、制限速度よりも安全な車間距離を取ることを優先します。
高速道路の安全な車間距離は一般道路とは違い、今走っている速度の数字と同じ距離です。例えば80km/hで走行中なら80m、100km/hで走行中なら100mの車間距離が必要です。
【他車の合流】
IC付近では、他車が合流してくる場合がありますので、もしタイミングが重なりそうな場合は、早めにアクセルを緩めたり、少しブレーキを使ったりして、前に入れてあげましょう。
また、免許取得後運転に慣れてきたら、隣の車線が空いている場合は、あらかじめ車線変更しておいてあげると、相手が合流しやすくなります。
IC(インターチェンジ)とは?
一般道路と高速道路を結ぶ施設のことで、簡単に言うと高速道路の出入口です。
JCT(ジャンクション)とは?
高速道路と高速道路を結ぶ施設のことです。分岐点です。
【渋滞時の対応】
もし、前方に渋滞を発見したら、すぐに非常点滅表示灯(ハザードランプ)を付けて後続車に知らせると共に、徐々にブレーキをかけて余裕をもって減速します。
本線車道からの離脱
高速道路を降りる際、本線車道であまり速度を落とし過ぎてしまうと、後続車が詰まってしまう原因となります。早めに合図を出し、基本はそのままの速度で本線車道から離脱し、減速車線に入ってからしっかり減速しましょう。
特に、高速道路の出入口はカーブがきつくなっていますので、速度計もこまめに確認しながら、カーブが来るまでにしっかり減速しましょう。
高速走行後の一般道路
高速走行をした後は、いつもと速度感覚が狂っていますので、うっかり速度を出し過ぎてしまいます。やはり、こまめに速度計をチェックし、制限速度を超えてしまわないように注意しましょう。