駐車車両等の避け方

駐車車両等の避け方のコツ

駐車車両等の避け方

駐車車両等の障害物(歩行者、自転車を含む)を安全に上手く避けるためにまず一番大切なことは、駐車車両等をできるだけ早く発見することです。

 

早く発見することができれば、判断する時間が増え、余裕をもって対応できますし、発見が遅れてしまうと、判断する時間が減ってあわててしまいます。

 

人間、あわてている時が一番ミスを起こしやすいものです。

 

運転中はできる限り先の状況までしっかり確認し、まずは駐車車両等を早く発見できるようにしましょう!

 

 

駐車車両等を早く発見するために大切なポイントは、前の車と安全な車間距離を十分取ることです。

 

車間距離が近いと、前車で先の状況が隠れて見えなくなってしまったり、前車(特にブレーキランプ)に目線が集中してしまう原因となります。

 

車間距離が十分取れていれば、前車だけでなく、さらにその先の状況までしっかり確認ができ、駐車車両等の障害物を早く発見できるようになります!

 

車線数による避け方の違い

ここでは、片側1車線の中央線のある道路で駐車車両等の障害物(歩行者、自転車を含む)を避けるコツを解説します。

 

片側2車線以上の道路で駐車車両等を避ける場合は、基本的には隣の車線へ車線変更が必要になりますので、車線変更の記事を参考にしてください。

→参考「車線変更のコツ

 

避け方の手順(動画あり)

「片側1車線の中央線のある道路で、駐車車両等の障害物(歩行者、自転車を含む)が左側にあると仮定」

 

1、できる限り先の状況をよく見て、駐車車両等を早く発見する

 

2、駐車車両等を発見したら、まずは対向車の有無をしっかり確認

 

【対向車ありの場合】

3、基本は止まって待つ

・自分側の車線に駐車車両等があれば、当然、対向車が優先になります。基本は「止まれ」です。

 

・できるだけ中央線寄りに止まると、「今から駐車車両等を避けますよ」という後続車への合図となり、さらに駐車車両等も避けやすくなります。対向車が来ると、恐怖心から左側に寄ってしまう方が多いので、注意が必要です。

 

・できるだけ駐車車両等に近づき過ぎないよう、早めに止まります。近づけば近づく程、避ける際にハンドルを切る量が多くなり、避けにくくなります。また、ハンドルを切る量が多い程、避ける際に加速できなくなり、避けるのにも時間がかかります。

 

・対向車が来ている場合でも、対向車に迷惑をかけずに避けることができる場合は、徐行で通ることも可能です。

 

4、対向車がいなくなったら、右後方の安全を確認し、駐車車両等から安全な間隔を取って速やかに避ける

・追い越してくる後続車がいないか、あらかじめしっかり確認してから避けます。

 

【対向車なし、もしくはまだ遠くにいる場合】

3、右後方の安全を確認し、駐車車両等から安全な間隔を取って速やかに避ける

・対向車がいない場合は避けるチャンスです。駐車車両等からしっかり安全な間隔を取れば減速する必要もありません。対向車がいないチャンスのうちにすみやかに避けましょう。

 

・対向車がいない場合、駐車車両等を避ける際は、中央線を超えて対向車線にはみ出して避けてもOKです。駐車車両等からしっかり安全な間隔を取って避けましょう。

 

・対向車がまだ遠くにいる場合でも、対向車の速度が速かったり、自分が駐車車両等を避けて戻るまでに時間がかかり、対向車に迷惑をかけてしまいそうなタイミングであれば止まって待ちます。

 

黄色の中央線の意味は?

片側1車線の中央線のある道路では、中央線が黄色の場合が多いです。

 

そして、駐車車両等を避ける際は、対向車が来ていなければ、この黄色の中央線ははみ出して避けてもOKです。

 

駐車車両等を避けるのが苦手な方は、この黄色の中央線の意味を「はみ出し禁止」と勘違いしている方が多いので注意して下さい!

 

黄色の中央線の意味は「はみ出し追い越し禁止」です。

 

「追い越し」という言葉がポイントです。

 

追い越しとは簡単に言うと、進路を変えて前を走っている車を抜かしていくことです。歩行者や、止まっている駐車車両を避けていくことは追い越しには当たりませんので、はみ出して避けてもOKです。

 

他にも、右折レーン手前等にある白いシマシマ模様の「導流帯」も、踏んで避けてはいけないと勘違いしている方が多いので注意して下さい。

 

駐車車両等を避ける際は、対向車がいなければ、線は気にせず、しっかり安全な間隔を取って避けていきましょう。

 

安全な間隔とは?

試験の基準では、

 

「不動物」(電柱、ガードレール、人が明らかに乗っていない駐車車両など、動かない障害物)

0.5m以上

 

「移動物、可動物」(こちらの車の存在に気付いている歩行者や自転車、周りを走っている他の車、人が乗っていると予想される駐車車両などの、動く障害物」

1.0m以上

 

「こちらの車の存在に気付いていない歩行者や自転車」

1.5m以上

 

となっています。ただし、障害物との間隔が、今0.5mなのか?1.0mなのか?ということは、なかなか難しいものです。

 

安全な間隔の目安としては、教習車のドアを全開に開けると約1mくらいとなります。

 

教習車のドア全開で通っても障害物とぶつからないくらいの距離であれば、1m以上は間隔が取れていますので、「安全な間隔」と考えて大丈夫です。

 

また、安全な間隔が取れない場合はしっかり徐行しましょう!

→参考「車幅感覚のコツ

 

合図を出すか出さないか?

駐車車両等を避けたり戻ったりする際は、基本的には進路変更と同じですので、合図は必要です。

 

ただし、最初のうちは、合図に気を取られていると、止まるか?避けるか?の判断や、ハンドル操作がおろそかになってしまう方が多いです。

 

判断が上手くできないうちは、合図を出すか?出さないか?よりも、対向車をよく見て、止まるか?避けるか?の判断がしっかりできることを優先に練習しましょう。

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