【2】車庫入れを練習する前に大切なこと

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練習はステップアップ!

私は、何か物事を最短で上達させるために、自分なりに気をつけていることがあります。

 

 

それは、何事も「基本」を大切にということです。

 

「基本とかめんどくさいなぁ~」と思われる方もいるだろうというのを覚悟で言っていますが、やはり基本はとても重要です。

 

私は学生時代の頃から、スポーツが大好きで、様々なスポーツをやってきました。

 

水泳、野球、ラグビー、サッカー、フットサルなどなど、いろいろやりました。

 

当時の監督や、テレビやネットで一流の方達が必ず言うことが「基本が一番大切」ということです。

 

基本ができないと応用はできません。

 

最初から「応用」に飛びつくと、結果的に上達が遅れたり、途中で伸び悩んだりすることが多々あります。

 

野球で言うと、キャッチボールがきちんとできないのに、守備練習はできないし、試合で活躍するなんて難しいですよね?

 

 

もちろん運転も同じです。

 

「レベル1」がまだ全然できていないのに先に進んでも、当然、「レベル2」は難しいです。

 

「レベル3」はさらに厳しくなるはずです。

 

例えば、外周のカーブが上手く曲がれないのに、S字・クランクは厳しいですし、半クラッチが上手くできないのに、坂道発進は難しいです!

 

ですので、この教材も簡単な練習から徐々に難しい練習へと「ステップアップ」していくように作ってあります。

 

そして、その順番にもきちんと意味があります。

 

効率的に練習を進めるためには、1段ずつ「ステップアップ」で練習していくことが一番の近道です!

 

もちろん、練習される方の運転レベルも人それぞれですので、自分が簡単にできると思ったところはどんどん先に進んでもらっても大丈夫です。

 

ただし、もし課題に苦戦した場合は、1つ前の練習に戻って復習し直すことも忘れないで下さい!

 



タイヤの位置を確認しておく

まず車に乗り込む前に、4つのタイヤの位置をしっかり確認しておきましょう。

 

運転席に座ってしまうと、当然4つのタイヤは車体に隠れて見えなくなってしまいます。

 

この見えないタイヤの位置をイメージしながら練習すると、バックがどんどん上達するのです。

 

昔、テレビで大好きな「警察24時」を見ていた時、パトカーの新人教育で、広場に無造作に雑巾を置き、少し離れたところからバックしていって後輪でその雑巾を踏むという練習を繰り返していたことを、今ふと思い出しました 笑

 

 

一般的な教習車タイプの普通車であれば、右前輪はアクセルペダルの前あたり、左前輪は助手席に座る人の左足あたり、後輪は後部座席のドアガラスの角の下あたりに付いていることが多いです。

 

しかし、ワゴンタイプの車になると、前輪が運転席のおしりの下に付いているような車種もあります。

 

運転席からタイヤが見えなくても、その見えないタイヤをしっかりとイメージできるように、あらかじめ自分の車で、この辺りにタイヤがあるという目安を決めておくとよいです。

 

ちなみに、この、見えないタイヤをイメージしながら運転することを「車輪感覚」といいます。

 



座席とミラーの調節

バックを練習する前に必ず座席とミラーの調節を行いましょう。

 

なぜなら、座席やミラーの位置が変わってしまうと、ドライバーの目線の位置や、ミラーに写るラインの見え方が毎回変わってしまうからです。

 

車に乗り込んだら、まず座席とミラーをしっかり調節し、できるだけいつも同じ目線とミラーの見え方で練習しておくことが大切です。

 

また、教官時代も、運転姿勢の悪い生徒さんに対して、姿勢を改善してあげるだけで、格段にハンドルやペダル操作がしやすくなり、運転自体が上達するということも多々ありました。

 

正しい運転姿勢というのは、とても重要度が高いものなので、決しておろそかにしないよう注意してください。

→参考「正しい運転姿勢

→参考「車のミラーの合わせ方

 

→「車庫入れマイスターへの道トップへ

 

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