教習所の初めての技能教習までにしておくべきこと

 

教習所に入校して初めての技能教習、あなたも1番ドキドキするのではないでしょうか?

 

「どんな教官が教えてくれるのかな?」「自分の運転はどんなもんかな?」やっぱり心配ですよね、、

 

 

私も大学時代に教習所に通いました。

 

大学時代はラグビー部に入っており、部活が超多忙だったため、地元の仲のいい友人達がみんな免許取得してしまったあと、かなり遅れて一人で教習所に通い始めました。

 

友人と一緒なら、みんなであれこれ話もでき、多少気も紛れたかもしれませんが、当時人見知りだった私は、ひとりぼっちでより不安だったことを覚えています。

 

そこで今日は、初めての技能教習を少しでもリラックスした状態で迎えられるよう、あらかじめ準備しておくとよいことをあなたにお話します。

 

まず結論ですが、AT車、MT車共通で「正しいハンドルの回し方」の練習。さらにMT車では「クラッチとは一体何者なのか?」ということをあらかじめ理解しておくことがとても大切です!

 

※ 教習所では、技能1時限目に、模擬運転装置(運転席の前方にモニターが付いている、ドライビングゲームのような装置)を使って模擬体験を実施し、2時限目から実車に乗る学校も多いと思いますが、今日お話する初めての技能教習とは、初めての「実車」の教習のことだと思ってください。

 

もくじ

初めての技能教習って何やるの?

教習所の初めての技能教習までにしておくべきこととは?

車の乗り降り、運転装置の説明、座席やミラーの調節などいろいろありますが、やはり、あなたが一番心配なのは、実際に運転するところだと思います。

 

基本的に1時限目に練習することは、「発進と停止」「加速と減速」「カーブの走行」(MT車は+「ギアチェンジ」)あたりが中心になります。

 

私の教習では、コースの空いているスペースで、まず発進と停止を練習し、それがしっかりできたら、実際に外周コースへ出て、カーブの走行(MT車は+ギアチェンジ)を練習していました。

 

初めての教習でスタートダッシュを決めれるかどうかで、その後の進み具合にも大きく影響しますので、次に話すポイントをしっかりと勉強して、教習に望んでもらいたいと思います!

 

特に予習しておくとよいこと

AT車、MT車共通

初めての技能教習では、カーブを車線からはみ出さずに曲がるということに、苦戦する生徒さんがとても多いです。

 

特にMT車の場合は、ハンドル操作が安定しない状況では、なかなかギアチェンジの練習にも集中できません。

 

今から挙げるポイントをしっかり予習しておくことがとても効果的です!

 

【ハンドルの回し方】

特におすすめは「正しいハンドルの回し方」を家でもあらかじめ練習しておくことです。

 

なぜなら、ハンドルの回し方というのは、とてもクセが付きやすく、最初に間違った回し方がクセになってしまうと、後々矯正するのにかなり苦労するポイントだからです。

 

ですので私の教習では、正しい回し方ができていない場合、コースの空いたスペースに一度車を止めてハンドルの練習に集中してもらい、できるだけ早い段階で矯正してもらっていました。

 

しかしそれだと、当然走る時間が短くなってしまい、なかなかカーブを曲がる感覚もつかめません。

 

そうならないよう、家でも運転教本や参考動画を観ながら、本など(ハンドルに似た形の物がベストです)をハンドルに見立てて、実際に正しい回し方を何度も練習しておくことがオススメです。

→参考動画「正しいハンドルの回し方

 

【目線】

初めての技能教習では、あごが上がり、目線が近くなり、自車のすぐ近くの地面ばかり見て運転してしまう方が多いです。

 

もし、あなたが、自転車やバイクに普段から乗っている場合は、自分が自転車やバイクを実際に運転している時の目線を確認しておくことも有効です。

 

車というのは、基本的には自転車よりもスピードが出る乗り物なので、自転車に乗っている時よりも目線が近くにあっては、上手く運転することはできません。

 

自転車やバイクに乗っている時の自分は、直線ではどこを見ているのか?カーブや交差点を曲がる時はどこに目線が向かっているのか?あらかじめ確認しておきましょう。

→参考「カーブを上手く運転する方法

 

MT車の場合

MT車の教習で、1番最初に苦戦するポイントと言えばやはり「半クラッチ」です。

 

半クラッチは、この先の教習をスムーズに進めるために最も重要なポイントとなるので、私の教習の場合、初めての技能では「発進と停止」に大部分の時間を使うことも多かったです。

 

半クラッチ攻略のポイントは、まず、「クラッチとは一体何者なのか?」「半クラッチとは何か?」ということをあらかじめ理解しておくことが大切です。

 

友達に簡単に説明することができるくらいなら、理解できてると思ってOKです!

 

その点が理解できているか、できていないかで、実際に練習する際のイメージもずいぶん変わってきます。

 

半クラッチでつまづくと、その先の教習がどんどん遅れてしまいますので、十分注意しましょう!

→参考「MT車の発進のコツ

 

また、さらに余裕があれば、「発進」「停止」「ギアチェンジ」の際の正しい足の動きを、運転教本などで覚えて、実際に足を動かしながらイメトレしておけば、予習は完璧です!

→参考「MT車のギアチェンジのコツ

 

忘れ物に注意

初めての技能教習の際には、まだ要領がつかめていないため忘れ物をしてしまう方もたくさんみえます。

 

忘れ物をしてしまうと、その日の教習自体が受けられなくなってしまったり、焦った気持ちで教習に入ることになり、それが運転に影響を及ぼすことも多々ありますので、十分注意しましょう!

 

眼鏡等

「教習の条件」に眼鏡等が付いている場合は、必ず、眼鏡やコンタクトを忘れないように注意してください。

 

忘れてしまった場合、教習の条件や、免許の条件違反となるので、基本的にその日の技能教習は受けられなくなってしまいます。

 

もし、忘れてしまったのに技能教習を実施してしまうと、「不適正事案」という大問題に発展してしまう教習所もあります。

 

教習所によっては、眼鏡を貸してくれる場合もありますので、万が一忘れてしまった場合は、正直に申し出るように注意してください。

 

履き物

特に、学校帰りや仕事帰りなどに、教習を受けに行く場合は、履き物にも十分注意してください。

 

おしゃれで、ブーツやヒールやサンダルなどを普段履いている方も多いと思いますが、基本的に教習ではNGです。

 

教習のある日は、最初からスニーカーを履いて出かけるようにするか、運転用のスニーカーを別で用意しておくように注意しましょう。

 

靴底が厚すぎず、靴底の厚さがつま先からかかとまで一定になっているスニーカー(コンバースやバンズタイプの靴)が、ペダルの感覚がつかみやすくオススメです!

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