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ミラーを合わせる必要性
車を運転中のドライバーは、走行に必要な情報の約90%を「見る」ことから得ていると言われています。
当然、「見る」ことをおろそかにすると、それが即事故につながります。
その証拠に、交通事故の原因第1位は「安全不確認」です。
そして、車を運転中は前だけではなく、後ろからも危険がやってきます。
想像してみて下さい、、
「もしミラーが無かったら、あなたはどのように後ろの状況を確認しますか?」
後ろを振り返って見るしかなさそうです…
真後ろは特に大変そうです…
ミラーは、前に顔を向けながら後ろの危険を発見できるとても便利な器具です。
ただし、きちんと合わせていないと、後ろの状況をしっかりと確認することはできません。
出発前に必ず合わせるようにしましょう!
<ポイント!>
また、ミラーを正しく合わせておくと、車線変更時に後ろの車の距離感やスピード感がつかみやすくなったり、道路のペイントが見やすくなったりします。
合わせる前に必ずしておくこと
合わせる前に必ず正しい運転姿勢を作っておくことが大切です!
合わせた後で、シートや背もたれを動かしてしまうと、せっかく合わせた位置がずれてしまいます。
また、合わせる時は、必ず運転する時と同じ顔の位置で合わせて下さい。
ミラーをのぞき込んで合わせてしまうと、当然、運転する時の顔の位置では見え方が変わってしまいます。
ミラーの合わせ方(動画あり)
【ルームミラー】
左手(右ハンドル車の場合)で左端を持ち、鏡面を触らないように合わせます。
鏡面を触ってしまうと、指紋や汚れが付いて見づらくなってしまいます。
後ろの窓ガラス全体が写るように合わせます。
【サイドミラー】
車の後ろ近くに壁などがあると正確に合わせにくいので、できるだけ遠くまで見える場所で合わせるのがベストです。
左右方向は、自分の車が4分の1写るくらいに合わせます。(自分の車がミラーに少し写ればOKです)
上下方向の調節は、地面が2分の1~3分の2写るくらいに合わせます。
<ポイント!>
地面を気持ち多めにしておくと、道路のペイントが見やすくなり、車幅感覚をつかんだり、車庫入れ時にも効果的です。
死角と目視(動画あり)
後ろの安全確認は、残念ながらミラーだけでは不十分です。
車の斜め後ろには、サイドミラーにも危険が写らない場所「死角」があります。
ミラーの死角は、後ろを振り返って自分の目で直接見る「目視」が必要です。
死角を把握するために大切なことは、止まっている時にサイドミラーと目視を実際に見比べてみてください。
どこまでの景色がサイドミラーに写っていて、どこからが写っていないのか、その境目(どこまで目視が必要なのか?)をしっかりと確認しておきましょう!
また、雨の日はミラーが水滴で濡れて見づらくなるので、見えにくい時は必ず目視で確認しましょう。