本ページはプロモーションが含まれています
それでは今日は、
運転中に【視野を広くもつ】ために
重要な2つのポイントについて、
お話します
「視野が狭いですよ!」
「視野を広くもってください!」
教習中に教官がよく使う言葉ですので、
あなたも、もしかすると
言われたことがあるかもしれません
ただ、
視野を広くもつというのは、
具体的にどうすればいいのか?
よくわからない方も多いかと思います
視野を広くもつというのは、
簡単に言うと、
「目をよく動かして、危険を早く見つける」
と、いうことです
運転中のドライバーというのは、
走行に必要な情報の約90%を「見る」
ことから得ていると言われています
ですので、
見ることをおろそかにすると、
それが即事故につながってしまいます
そして、見ることには、
当然ですが、人間の目の能力が
大きく関わってきます
例えば、、
危
↑
この字をじーっと見つめながら、
険
↑
この字をはっきりと読むことはできますか?
難しいですよね?
こんなに近い距離にある2つの文字ですら、
同時にはっきりと見ることができません
人間の「目」の実力は、こんなものです
ですので、運転中に、
見落としや、見間違いということが
起こってしまうのです
人間の目で、
はっきり見える部分を【注視点】といい、
それ以外のぼやけて見えている部分を
【周辺視野】といいます
そして、
はっきり見える【注視点】の範囲というのは
ものすごく少ないのです
例えば、、
あなたがもしこの文章を
スマホで今読んでいるとしたら、
あなたの目には、
このスマホの文字は
はっきり見えています
(注視点で見ているからです)
しかし、
スマホの文字を読んでいる時
スマホの画面の外の景色は
ぼやけて見えているはずです
(周辺視野で見ています)
そして、「危険」というのは、
周辺視野ではなく、
注視点でしっかり確認しないと
見落としてしまう可能性があります
ですので、
運転中というのは、前車だけとか
どこか1点を集中して見るのではなく、
・この道の制限速度は何キロかな?
・5台6台先の状況はどうかな?
・駐車車両の影に子供はいないかな?
・横断歩道に渡りそうな歩行者はいるかな?
・後ろの車の状況はどうかな?
などなど、
注視点をよく動かし、
自分から積極的に「危険」を
探しにいかなければなりません
ただ、
まだ運転に慣れていないうちは、
どうしても、前車だけとか
1点を凝視してしまいがちになります
それが、
「視野が狭い」
ということになります
ですので、目をよく動かし、
危険を早く見つけられるように、
重要なポイントを2つ覚えてください!
それは、
【車間距離をたっぷりとる】
【速度を控えめにする】
この2つが大切です!
【車間距離をたっぷりとる】
安全な車間距離が取れていない状況では、
当然、前車の急ブレーキが怖いので、
目線は前車のブレーキランプに集中し、
目は動かなくなり、視野が狭くなります
また、前車で、
その先の状況も隠れて見えなくなり、
先の危険予測もできなくなります
→参考「安全な車間距離の目安」
【速度を控えめにする】
まだ路上に慣れないうちは、
まず、「制限速度を守る」ということが、
とても大切です!
道路上にある速度の標識・標示を探す、
スピードメーターをこまめにチェックする
という行為自体が、「目をよく動かす」
とても有効な練習となります
また、
速度が速ければ速いほど、
人間の動体視力は低下し、
視野は狭くなり、
危険を見つけることが難しくなります
危険が多い場所ほどしっかりと速度を落とし
目をよく動かし、危険を早く見つけ、
早め早めのブレーキで、「安全」を
確保できるよう心がけてください!
→参考「制限速度を守る・速度を一定に保つコツ」